アイアムサムを見ていて、「萌えるかどうか」を考えている自分に気がつく。
病気である。
これこそ現代の病魔だ。現代病だ。この先ずっと、なんらかの作品に触れるたびに「萌える萌えない」を意識することになるのだろうか。
文学に萌えを求め、月9に萌えを求め、教科書や辞書に萌えを求め、果ては聖書にまで萌えを求めることになるかも知れない。
益々以って病気である。
や、アイアムサムの子役の女の子には萌えましたが。みんな萌えるよね? ね? 変な趣味じゃないよね? ただ、みんなが感じているはずの「この気持ち」に、明確な言葉を与えてしまうことがぼくに出来るだけですよね?
嗚呼、兎角不安である。