ゲーム 第二次スーパーロボット大戦α

第2次スーパーロボット大戦α PlayStation 2 the Best

第2次スーパーロボット大戦α PlayStation 2 the Best

昔はなかったことなのだけれど、数年ぶりにスパロボをプレイしていて、ひとつ、気になることがあった。
シナリオとかキャラの台詞って誰が打ってるんだろう。
オリジナル系のシナリオやキャラクタならまだバンプレストの内部でシナリオ組んでキャラクタデザインして、とできるだろうけど、スパロボの登場キャラクタはそのほとんどが既成の作品群によるものである。その膨大な作品の世界観やキャラクタをまとめあげて一つの物語にすることは言うほど簡単な作業ではないはずだ。
そもそも、スーパーロボット大戦というゲームそのものが二次創作的な想像力から発生していることを鑑みると、それなりにロボットアニメなどに造詣が深くないといけない。
さらに加え、キャラクタを把握し思うとおりに使役する能力も問われる。これはどちらかといえばシナリオライタや小説家向けの能力である。が、それらの職業よりもある意味で繊細で完璧なキャラクタを操る力が要求される。プロ、というか大手のゲームメーカが世の中に送り出すゲームである以上、その内容は万人に認められるものでなくてはならない。そんなところでへたくそな台詞回しやキャラが変わってしまったような発言をさせてしまうことはあまりうまくない。
スパロボの魅力とは、
「このキャラクタとこのキャラクタが同戦線で、気の利いた掛け合いをする」
という点にほとんど収束されると考えられる。
やっぱり一番の魅力になっている部分は手を抜くわけにはいかなくて、その作業をしている人はいったいどんな人でどんな能力が要求されるのかなぁ、というのが焦点でした。
ここまで書いて気がついたが、簡単な方法があった。シナリオも台詞も分業にすれば良いんじゃん。