光の粒とは、それ自体が光を放つものではない。何かに衝突したそのときに初めて存在が確認されるのだ。なんらかの媒体を介さずには実在が認められない。
しかし、だからといってそれが粒の存在を否定する根拠にはなりえない。それがそこに在る、というのは揺ぎない真実なのだから。
―――それはさながら、魔術のように。
プロローグ『被体の逃亡、魔女の根拠』

……まぁ思いつきなのだけれど、気が向いたら書いてみよう。とんびがたかを産む可能性と同じくらいなのだけれど。……用法が微妙に違う?