アニメ ぱにぽにだっしゅ!

オモシレー。
最初からずっと面白かったけど、2クール目入ってからは輪をかけて面白い。いろいろアニメは見ているけど、いま放送されているアニメの中じゃトップクラスじゃないかなぁ。
作画、動画良し。
流れ良し、テンポ良し。
小ネタは豊富、原作ネタも満載。


是非っ! 是非、第二期を!
2クールだけじゃ物足りないです。これが終わったら何を楽しみにこれから生きていけば良いんですか!




今回のエンドカードあずまきよひこ氏が担当。あまり癖のない絵柄だったから最初はよく分からなかった。
都SD化の動画がスゴイ。滑らかー。こういうのって何枚くらい使えばできるんでしょうね。
都×六号のギャルゲーイベント絵っぽい一枚絵にはスタッフの遊び心が滲んでいました。こういうの大好き。
一条さんフィーチャー回ということで、彼女の本心がほんの少しだけ垣間見ることができた今回。実は、Bパートラストの一条さんの台詞は、原作アニメドラマCD通して、初めての「敬語じゃない台詞」だったりしました。レアだぜ!
さらに、宇宙人艦長との関係を、あえて黙って手品で誤魔化した行動というのも、傍観者、不思議キャラじゃない一条さんとしての珍しい行動でした。

満足、満足。

映画 ラストアクションヒーロー

Last Action Hero [VHS] [Import]

Last Action Hero [VHS] [Import]

今夜の金曜ロードショーでやっていたので視聴。けれどググってみると酷評のオンパレード。ギネスに載るほど大コケした映画だとかなんとか。
なんでだ。こんなに面白いのに。
ある老人にもらった映画のチケットは映画の中に入ることのできるチケットだった。それを使って映画の中に入ったダニー少年はしかし、映画の中の登場人物にチケットを奪われて、悪人が現実の世界へと出てきてしまう。それを映画の主人公であるシュワちゃん演じるジャックスレイターと共に追いかけ現実世界へと戻ってくる。というのが物語のあらすじ。
物語の骨子は本当に子供向けなのに、ギミックやパロディなんかがまったく子供向けじゃない、というのがおそらくは評判の悪い理由である。子供が見てもパロディを理解できないし、大人が見てもパロディや小ネタくらいしか目にとまるものがない。これではどこをターゲットにしているかがわからないというものだ。小ネタが理解できなくても良いというのなら、これは本当に子供の夢想を形にしたような映画でもある。
ジャンルとしてはパロディ&少年の成長モノとカテゴリすることができそう。ダニー少年の態度や行動の変化を楽しむ、王道ストーリーといえば言える。
本作はメタ作品である。映画の中の映画という入れ子構造になっていて、その現実と虚構の世界の認識の違いを楽しむ映画だ。この題材なら他のストーリーを作るのも難しい話ではなさそう。パラドックスものにもできるし、映画の中に入り込んだことが原因で変化してしまったストーリーを元にもどすというストーリーや、ミステリの形式にだってできる。でもそれじゃバックトゥザフューチャーか。そんな妄想するくらい面白い。
演出が微妙に大げさになっていて、それはハリウッド作品に対して自ら提示したアンチテーゼのように見える、というのは言い過ぎか。せいぜいパロディどまりかな。
ハリウッド作品を純粋に楽しいと思ったのなんて、いったい何年ぶりだろう。

小説

アフターダーク

アフターダーク

なんじゃこりゃ。
一言でいうと「ブンガクらしくないブンガク」
ねじまき鳥クロニクルや世界の終わりとハードボイルドワンダーランドと比べると格段にテクニカル。いや、世界の終わりもテクニカルだけどそれとはまた別に。
ストーリー性を徹底的に排除しているその作風は、むしろデビュー初期「風の歌を聴け」を彷彿とさせる。
読んでる最中は面白いのに読み終わると何が面白かったのか分からない、言語化さえできない。なのにこの中毒性はいったいなんなのだ。
一度読んだだけではぼんやりとしか物語が捉えられない。この「語ったような語らないような」距離感、読後感が人気の秘訣なのか?
東京奇譚集が、今度はあると良いなぁ。

漫画

ロストハウス (白泉社文庫)

ロストハウス (白泉社文庫)

ありゃ、画像はないのか。
大島弓子、珠玉の短編集。表題作「ロストハウス」、「ジイジイ」「青い固い渋い」「八月に生まれる子供」「クレイジーガーデン」を収録。
大島弓子作品一般にいえることなのだけれど、最後まできちんと描ききらずに八割くらいで物語を閉じることが多い。しかしこれは彼女だけが使っている手法かというと別段そうでもないのだけれど、ではなにが目を引くのかというと、作品にあふれている独特の感性とその「完全に物語を閉じない」という手法のミックスによって一種の特殊な世界観を形成しているわけである。
大島の大きな魅力は登場人物を等身大に不自然なく綺麗に描けることである。登場人物の態度が「鼻につく」、ということがまず無い。どんな行動と信念を持っていたとしてもだ。これは簡単なように思えて難しい。
作品のテーマの多くは「癒し」なのであるけれど、だからこそ本書の収録作品「八月に生まれる子供」が浮いてみえる。通常の何倍もの速度で老化していく女子大生を描いた作品で、ぞくりとくるものがある。きっとホラーもお手の物だろう。
どの作品も登場人物の心境の移り変わりが割と突飛で理解が追いつかないこともあるのだけど、きっちりその部分も後から補完してみせることで流れが分断された印象は与えずに、うまく「心境の変化」だけを読者に印象付けることに成功している。まぁ、この辺りは計算ではなく天然なのだと思う。わりと力技な作家さんでもあるのだ、大島は。
クレイジーガーデンとか、あったらドラマで見たいなあ。「毎日が夏休み」は見たしな。

ぱにぽにだっしゅ!

今日の日記にはやまもオチも意味もありませんのであしからず。


・やっぱり最萌は姫子ではないかと思う。6号さんか南条さんかなと思っていたのですけれど。
 ・ドラマCDなんかを聴くと、やっぱりね、姫子がわり食ってるわけで。
・乙女と鈴音コンビも悪くない。

ぱにぽに原作について。
 ・以外と原作者の氷川へきる先生を女生と思っている人が多いようです。
 ・かくいう私もそう思っていたうちの一人なのですが。
 ・いわゆる「女性的」なのですね、作品の描き方が。
  ・女性的というのは、この場合、オチや話のたてのつながりを重視せず、一つの例としてストーリーが広範囲に拡散しながらそれを平行して追っていくタイプの話の作り方です。だから少年漫画などは目的やオチ、話の縦のつながりを重視しているため、「男性的」だといえます。
   ・この話の出展は赤松健先生の日記なのですが。
   ・具体的な例をあげますと、「みなみけ」や「らき☆すた」などの一部も萌え漫画もその範疇になるでしょう。「よつばと!」は女性寄りの男性的漫画になります。
 ・しかしながら、ぱにぽにがそういった女性的な手法で描かれているのは四巻あたりまでであり、それ以降は目に見えて縦のストーリーラインが強く描かれます。
 ・ベホイミの初変身シーンや、メディアの転校などが発端になって、急に伏線などが姿を現すことになります。
  ・五巻以降、ますますその傾向は強くなり、巻を増すごとにストーリー性が高くなってきます。
   ・おそらくは氷川先生はこちらの展開のほうが性に合っているのでしょう。
    ・諜報部綿貫響が部長から事件まとめノートを受け取るエピソードなどがそうですね。



オチなんてねぇよ。

漫画

ドラゴンボールで萌えるとは思わなかったなぁ。
というわけで18号のツンデレっぷりに激しくモエス
あとトランクスを生んだ後のブルマも萌える。
18号良いよ18号。
しかも17号と双子! 萌えポイント!
クリリンに対して素直じゃない18号! 萌えポイント!
戦闘系美少女としての系譜にきっちりと名を連ねることのできる戦闘力! 萌えポイント!


なんだ今日の日記。